少しご報告が遅くなりましたが、ドメス出版が発行する「東日本大震災と家庭科」という書籍の中に、りとる福島の活動や、福島から山形に避難されている方々が実情のインタビュー取材をうけた内容が掲載されました。
この書籍は、いのちと暮らしに最も近い家庭科が災害時にどう生きてくるか、またそれをどう守っていくか、という主旨で編集されたものなのですが、その中に山形での避難生活がドキュメントとして取り上げられているのは、非常に重要なことだと思います。
2013年の12月に取材していただいた内容なのでりとる福島の団体としては、交代前の旧役員が登場しており、今読むと、懐かしさ溢れるアーカイブス的な感じになっています。
ここで3名の避難者の方がインタビューで話している内容は、原発事故後の家庭環境の変化や、揺れ動く気持ちの状態を、ありのままに表現してくれたものになっていて、心に迫るものがありました。
団体のロゴマークもご紹介いただいていました。 |
このページの制作にあたり、りとる福島(取材時は、旧名:「りとる福島避難者支援ネットワーク」でした。)にお声掛けをくださり、取材・編纂にご尽力いただきました、山形大学の大森先生、高木先生に心から感謝いたします。